食べるってなんだろう?
捨てちゃうってなんだろう?
私たちが毎日行う「食べる」という行為。
そして「食べる」と同時に、現れる「捨てちゃう」もの。
野菜や果物の皮やヘタ、
ナッツ類や卵の殻、
煮込んだ時に出てきてしまう灰汁。
これらはもともと、その食材をおいしく育て、身を守る、という大事な役割を果たしてくれたもの。
今は飼料や肥料として活用していることの多い、これらの素材に目を向け、食べることの循環について「まずは一緒に、食べて、さわって、考えてみることからはじめてみよう。」というテーマのもと、イベントを開催いたします!
Food Up Islandに集まる食品メーカー各々が素材を持ち寄り、アイデアを出し合い、試行錯誤を重ねて生まれた、試作品たちをお披露目! 当日はビールやチーズ、クッキーなどをお届けします!
イベント詳細・お申し込みはこちら>>
https://foodupisland230325.peatix.com/
開催に寄せて、Food Up Islandメンバーからのメッセージ
食の未来に、希望の花を。
飽食といわれる時代が始まって、もう数十年が経ちました。
お店へ行けば選ぶのが大変なくらい豊富な商品が並び、スマホを覗けばワンクリックで好きな商品を買うこともできます。しかしながらその豊かさの裏側では、製造や物流の過程で発生する環境負荷や、量産ゆえに生じるフードロスなど、様々な問題が起こっています。
もし私たちがそれらを放置すれば、今後数十年で食の豊かさは失われ、未来に生きる人々の食は貧しくて味気ないものになってしまうでしょう。
Food Up Islandは、これらの問題に向き合い、挑みます。
今回は、食のつくり手として最も心を痛める問題「フードロス」に焦点を当て、解決の糸口を探るべく、アップサイクルの試作品をつくりました。A社の未利用産物がB社の原料へ、B社の未利用産物がC社の原料へ…、そんな食卓の輪をつくりたいという願いが、すべての試作品に込められています。
どれも市販するにはまだまだ多くのハードルがあり、試作は小さな一歩を踏み出したにすぎません。数個の商品だけでフードロスを解決することも難しいでしょう。
けれど、会社の枠を越え、実際に手を動かしてモノをつくり、お披露目することで、見えてくる次の一手や、伝えられるメッセージがあるとFood Up Islandは信じています。
ご来場のみなさまと一緒に、食べて、感じて、考えられたら幸いです。
ぜひ、試作品や取り組みへの忌憚のないご意見やご感想をお聞かせください。
食の未来が、豊かで楽しくワクワクするものになるように。
食の未来に、希望の花が咲くように。
Food Up Islandはこれからも挑戦しつづけます。